LANケーブル自作に必要な工具です。
カテゴリ5のケーブルにRJ45コネクタとそれをかしめるための専用工具、それにテスタもあればなおOK。
       
  専用工具を用いてケーブルの外側の被覆を剥きます。導線を傷つけないように!

内部の導線の被覆は剥く必要はありません。
       
  導線を一列に並べて、結線配列を間違えないようにコネクタの奥までしっかり差し込む。

※結線配列は規格で決められていて、ただ繋がっていればいいというものではありません。詳しくはこのページの下の注意を見てください。
       
  専用工具でしっかりかしめます。

ラチェットタイプになっている工具の方が扱いやすくおすすめです。
       
  LANケーブル用のテスターで導線チェックをします。

写真のタイプのテスターは既に配線して両端が離れた場所にあってもテストできます。便利〜。
       
  つながっているかをランプで表示します。断線しているとランプがつきません。

クロスケーブルとストレートケーブルを見分けるのにも使えます。


ケーブル加工上の注意

結線配列を守る
10Mbpsでは通信できるのに100Mbpsだと通信できない等通信障害が生じるおそれがありますので、必ず規格で決められた配列を守って結線してください。

よりはできるだけ戻さないで
ノイズの影響を避けるために加工の際はできるだけよりを戻さないようにしてください。

工具はできるだけいいものを使用しましょう
かしめ工具はラチェット付きの物が簡単確実です。

結線配列はEIA/TIA-568A、EIA/TIA-568Bの2種類の規格があります。参考までに両規格の結線配列を示します。自作ケーブルがどちらの規格に準じているか分からない場合はどちらかを試してみて通信テストをしてから使用してください。

EIA/TIA-568A規格
1:緑白
2:緑
3:橙白
4:青
5:青白
6:橙
7:茶白
8:茶

EIA/TIA-568B規格
1:橙白
2:橙
3:緑白
4:青
5:青白
6:緑
7:茶白
8:茶